成人式に欠かせない櫛や簪など髪飾りの世界を紹介する展示会が京都細身美術館で開催中

ヘア

成人式で髪型を決めたらやっぱり欲しいのはヘアアクセサリーですよね。
定番の多振りの花簪や花をモチーフにした髪飾り、リボン風なモノなど色々ありますよね。
そんな女性の髪を華やかに飾るヘアアクセの歴史を辿れる展示会が現在、京都の細身美術館で開催中です。

櫛・簪とおしゃれ -粋に華やかに、麗しく-

本展では、当時の女性たちのファッションアイテムを多数所蔵する澤乃井櫛かんざし美術館(東京・青梅市)のコレクションより、魅力溢れる櫛や簪など、約270件をご紹介します。
また、ポーラ文化研究所所蔵の浮世絵や細見美術館所蔵の近世絵画・工芸品も併せて展示し、日本人が培ってきた美意識のあり様、装飾工芸の技巧、そしてその変遷をご覧いただける構成です。

簪や櫛は江戸時代中・後期に大きく発展していき、蒔絵(まきえ)や螺鈿、透かし彫りを施した奇麗なデザインのモノが作られました。素材も象牙や馬爪、金や銀などが使われ華やかになりました。
会場では尾形光琳の「鷺蒔絵櫛」や凧の絵をあしらった「新春風景蒔絵鼈甲(べっこう)櫛」などが展示されています。

櫛・簪とおしゃれ -粋に華やかに、麗しく-
澤乃井 櫛かんざし美術館所蔵
会場:細見美術館
住所:京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
会期:2013年12月21日(土)- 2014年2月23日(日)
   年末年始休館 12月25日(水)〜1月2日(木)
   ※ 12月23日(祝)・24日(火)は開館
休館日:毎週月曜日(祝日の場合、翌日)
主催:細見美術館 京都新聞社


スポンサードリンク