髪の成長には就寝時に出る成長ホルモンの働きが重要

髪のこと

髪の成長には就寝時に出る成長ホルモンの働きが重要

質の良い睡眠は髪にも良い影響があるんです。
仕事の疲れを取る意味でも睡眠はとっても大事な事なんですが、髪にとって大事な成長ホルモンの分泌にも関係しているんです。

そもそもいつ眠ればいいの?

髪を健康に保つゴールデンタイムは22時から2時までの間とよく言われますが、必ずしもこの時間にこだわる必要はないと最近では言われています。忙しく働いている方にとって朗報ですね。ただ0時から6時までの間はコアタイムだとも言われます。
結局、睡眠時間を何時にするかは起きた時間にも関係するそなので、できる限り早寝早起きの習慣をつけるように心がけた方が良いみたいです。

成長ホルモンの事の前にまず睡眠について少し。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2つがあるという事はよく知られている事ですね。眠りにはレム睡眠からノンレム睡眠まで眠りの段階を5段階に分けています。

睡眠グラフ
夢を見ている状態で身体はゆるんでいるけど脳は活動している浅い眠りの時がレム睡眠です。
対してノンレム睡眠は脳が休む深い眠りの時の事で、下のステージ3とステージ4はすぐに目覚めない深い眠りの状態の時です。
レム睡眠とノンレム睡眠は90分で1セットになっていて、寝ている間はこれを繰り返します。

眠ってから3時間以内に髪に大事な成長ホルモンが最大に分泌されます。

ノンレム睡眠でもっとも深い眠りに達するが眠り始めの3時間です。これを徐波睡眠といい、成長ホルモンが最も分泌されます。脳がしっかり休む事で成長ホルモンがどば〜と出てくれる訳ですね。
成長ホルモンが髪の毛の成長と大きく関係しているんです。
成長ホルモンはアミノ酸で構成される物質で、成長に関する作用と代謝をコントロールする作用があります。
骨や筋肉を作り、代謝が促進する事で肌ツヤも良くなりハリやコシのある健康な髪が作られます。
だとしたら眠るのは3時間でいいのでは?と思われるかもしれませんが、短い睡眠時間だと成長ホルモンは身体の人間が生きていく中で大事な部分(内蔵や血液、骨など)を優先的に直していく事になるので、髪の毛や肌は成長ホルモンの恩恵を受けられない可能性も出てきます。寝不足の人がよく顔色が悪い感じがするのは本当なんですね。髪をいつまでも健康に保つには充分な睡眠が不可欠だと言う事です。

photo by: planetchopstick

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