AGA治療のフィナステリド錠(プロペシア)にはジェネリックがあるんです
現在、日本で飲むタイプの発毛剤はフィナステリド錠(プロペシア)のみですが、プロペシアにはジェネリックがあるのを知っていますか?
そもそもジェネリックって?
ジェネリックというのは後発医薬品とも呼ばれるもので、特許の切れた先発医薬品と同じ効果がある医薬品の事です。そしてジェネリックの最大の利点は値段が格段に安い。さらに形や味を改良する事で飲みやすい工夫もされている。常用して服用する薬であればあるほどこの金額の違いは大きいですよね。
ただし、コーティング剤が違ったり吸収される速度が違ったりジェネリックは先発医薬品と全く同じ物という訳でもないです。それにより効きやすさが変わってくる物もある可能性があるという事も否めないです。
メリット、デメリットどちらもあるジェネリック医薬品ですが使う使わないは自分自身でよく考えて判断してください。
プロペシアのジェネリックはどれ?
現在、プロペシアには数種類のジェネリック医薬品があります。その中で最も有名なのがフィンペシアという薬です。このフィンペシアはシプラ社というインドの製薬会社で世界150カ国に輸出している所が作っています。
■フィンペシア
- プロペシアと同じ成分のフィナステリド1mgを含有
- キノリンイエロー※がコーティングされている
※キノリンイエロー(Quinoline Yellow WS(キノリンイエローWS)黄色203号)というのは、化粧品や食品、器などに使われる着色料の一種で、日本では化粧品などへの添加は認められているものの食品への添加は認められていない物質です。副作用として発がん性の可能性があると言われていますが厚生省はキノリンイエローを医薬品に添加する事は許可しているので、発がん性の問題はどこまで本当なのか今の所わかりません。
キノリンイエローを使っていないジェネリック医薬品
じゃあキノリンイエローを使っていないジェネリックを服用すれば良いのでは?という事で使っていない物はと言うと、
■エフペシア
- プロペシアと同じ成分のフィナステリド1mgを含有
- キノリンイエローフリー(キノリンイエローはコーティングされていない)
エフペシアもフィンペシアと同じシプラ社が作っている薬です。
■フィナロ
- プロペシアと同じ成分のフィナステリド1mgを含有
- キノリンイエローフリー(キノリンイエローはコーティングされていない)
こちらはインタス・ファーマシューティカルズ社というこれもまたインドの製薬会社です。
などがあります。こんな安くてプロペシアと同程度の効果が期待できるジェネリック医薬品ですが日本では残念ながら売られていないんです。使いたい人は個人輸入代行業をしているサイトで購入する形になると思います。サイトで検索すると沢山出てくると思いますが安易に安いから買って偽物だったなんてことがないよう、充分に調べてから購入するようにしてくださいね。
2013/12/01